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永久保有したい高配当株7選|減配リスクが低い堅実銘柄まとめ

「高配当株って、結局どれを買えばいいの?」

「ずっと持ち続けられる“安心銘柄”ってあるの?」

そんな疑問を持つ株初心者の方に向けて、本記事では**「永久保有したい高配当株7選」**を厳選してご紹介します。

特に今回は、減配リスクの低さ・事業の安定性・配当利回りの高さを重視。

「NISAで買って長期保有したい!」という方にぴったりの堅実な銘柄ばかりです。

2025年7月4日時点の株価・配当利回りをもとに、最新の情報で解説していきます。

目次

【結論】永久保有にふさわしい7銘柄はこれ!

まずは結論からお伝えします。以下の7銘柄は、**「減配しにくい×高利回り」**の基準を満たす、初心者におすすめの堅実銘柄です。

銘柄名配当利回り(2025年7月7日時点)株価年間配当
三菱HCキャピタル4.20%約1,072円45円
沖縄セルラー電話2.54%約5,040円128円
KDDI3.22%約2,487円80円
三井住友フィナンシャルグループ3.76%約3,614円136円
住友商事3.81%約3,678円140円
三菱商事3.79%約2,903円110円
日本たばこ産業(JT)4.61%約4,208円194円

【理由】なぜ“減配しにくい”企業が安心なのか?

高配当株を選ぶとき、多くの人が「利回りの高さ」だけを重視しがちです。

しかし、それ以上に大切なのが、**「減配リスクの低さ」**です。

なぜなら、いくら利回りが高くても、数年後に配当が下がれば意味がないからです。

実際に「利回り5%超!」という宣伝に飛びついて、数年で減配→株価暴落という失敗はよくあります。

そこで本記事では、以下の条件を満たす**“堅実な配当株”**を厳選しました。

✔ 減配リスクが低い企業の特徴

特徴理由
安定した収益源を持つ通信・金融・インフラなど、景気に左右されにくい
配当方針が明確「安定配当」や「累進配当」を掲げている
株主還元意識が高い配当性向・自己株買いを継続している
長年の実績がある5年以上連続で増配・維持している企業が多い

これらを満たす銘柄は、長期保有でも安心感があり、NISAとの相性も◎です。

【具体例】永久保有におすすめの高配当株7選(2025年最新版)

ここからは、実際に選定した7銘柄を個別に解説していきます。

株価・配当利回り・選定理由を明確にしながら、初心者の方にもわかりやすく紹介します!

① 三菱HCキャピタル(証券コード:8593)

  • 株価:約1,072円
  • 年間配当:45円
  • 配当利回り:4.20%

おすすめポイント

  • リース業界最大手のひとつ。安定した利益を背景に20年以上連続で配当維持or増配を継続
  • 2021年に日立キャピタルと統合し、事業基盤がさらに強化
  • 100株で約10万円〜購入できる手軽さも魅力

連続増配の実績もあり、財務も堅実。利回り4%超で初心者にも買いやすい価格帯。まさに永久保有向けの優良株です。

② 沖縄セルラー電話(証券コード:9436)

  • 株価:約5,040円
  • 年間配当:128円
  • 配当利回り:2.54%

おすすめポイント

  • KDDIグループの地域通信子会社。沖縄県内で圧倒的シェア
  • 毎年増配を継続中。財務も堅実
  • 実質無借金経営でROEも高水準

KDDIよりも小型ながら、成長性+安定性+利回りのバランスが絶妙。地味ながら穴場的な永久保有候補です。

③ KDDI(証券コード:9433)

  • 株価:約2,487円
  • 年間配当:80円
  • 配当利回り:3.22%

おすすめポイント

  • 「au」ブランドでおなじみの大手通信キャリア
  • 23期連続増配の実績あり、配当政策も「安定的な増配を基本方針」と明言
  • 通信に加え、ライフデザイン(金融・保険・EC)など非通信分野も伸長中

通信インフラは生活必需品で、景気に左右されにくい点が魅力。増配方針を明言しており、長期で持つにはうってつけの鉄板銘柄です。

④ 三井住友フィナンシャルグループ(証券コード:8316)

  • 株価:約3,614円
  • 年間配当:136円
  • 配当利回り:3.76%

おすすめポイント

  • 三大メガバンクのひとつ。自己資本比率・健全性はトップクラス
  • 高い配当性向(約40%)を維持しながら、連続増配中
  • 資本政策・株主還元が明確で、外国人投資家の保有比率も高い

利回りも高く、配当も安定。金融セクターで長期保有するならまず候補に挙がる王道株です。

⑤ 住友商事(証券コード:8053)

  • 株価:約3,678円
  • 年間配当:140円
  • 配当利回り:3.81%

おすすめポイント

  • 商社の中でも、資源依存が低く、バランスの取れた事業ポートフォリオ
  • 累進配当(減配しない方針)を掲げており、投資家に安心感
  • 財務・資本効率も改善中で、株主還元を積極的に強化

三菱商事と比べてやや地味だが、配当姿勢は極めて堅実。中長期で見れば値上がり益も狙える堅実成長株です。

⑥ 三菱商事(証券コード:8058)

  • 株価:約2,903円
  • 年間配当:110円
  • 配当利回り:3.79%

おすすめポイント

  • 総合商社最大手。非資源ビジネスも強く、収益基盤が盤石
  • 累進配当を掲げており、今後も増配傾向が期待される
  • 自己資本比率も高く、ROEも高水準

2022年〜2024年の株価上昇が話題になったが、それでも配当利回りは依然高水準。NISAの成長投資枠にも向いた大型株です。

⑦ 日本たばこ産業(JT)(証券コード:2914)

  • 株価:約4,208円
  • 年間配当:194円
  • 配当利回り:4.61%

おすすめポイント

  • 海外事業が全体の約6割。為替メリットを享受できる輸出系高配当株
  • 高い営業利益率&安定したキャッシュフロー
  • 安定的・継続的な配当を維持

たばこ銘柄の社会的賛否はあるが、収益・還元・財務のバランスは圧倒的に優秀。高配当株としての完成度はトップクラスです。

【まとめ】「減配しにくい」は最大の安心材料

今回紹介した7銘柄は、いずれも以下の特徴を持つ“堅実系”の高配当株です。

  • 減配しにくい配当方針(安定配当/累進配当)
  • 景気に左右されにくい業種や収益構造
  • 中長期での業績・財務が安定している

利回りだけを見て飛びつくと、「高配当の落とし穴」にハマって後悔することもあります。

だからこそ、「この会社は5年後も10年後も配当を出し続けてくれるか?」

という視点で、安心して保有できる銘柄を選びましょう。

【注意点】高配当株投資でやってはいけないNG行動

以下のような行動は、初心者が高配当株で失敗しやすいパターンです。

NG行動なぜダメか?
利回りだけで選ぶ一時的な高利回りは、業績悪化や減配のサインの可能性あり
全額1銘柄に集中減配や業績悪化で資産が大きく目減りするリスク
業績チェックを怠る長期保有するなら定期的な企業チェックは必須

高配当株投資は「守りの投資」だからこそ、リスクを分散しつつ、安定企業をコツコツ積み上げる戦略が基本です。

【NISAとの相性】長期保有×非課税=相性抜群!

2024年から新NISA制度がスタートし、配当金や売却益が非課税になる仕組みが拡充されました。

高配当株は「売却益」ではなく「配当収入」で利益を出す投資法なので、非課税メリットを最大限に活かせるのが大きな強みです。

NISAに高配当株を組み込むメリット

  • 配当金にかかる20.315%の税金がまるごと非課税
  • 成長投資枠での保有なら、売却→再購入で枠の再利用も可能
  • 長期保有前提の銘柄とは極めて好相性

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